大きな大会もあるの?
人種・宗教・言語など、あらゆる違いを越えて、世界中でスカウト活動が積極的に展開されています。
2015年、日本の山口県で、4年に一度世界中のスカウトたちが集う第23回世界ジャンボリーが開催されました。世界155の国と地域から約3万4,000人が参加し、多くの仲間たちと友情を深め合いました。会場には皇太子殿下も訪れ「私は1982年、1986年のジャンボリーで野外料理やテント生活を体験し、その素晴らしい思い出は、今も深く心に染み込んでいます」と英語でスピーチされました。また、大会の前後には、全都道府県で7,000人以上のホームステイ受け入れを行いました。
この他にも、ボーイスカウトには、さまざまな国への派遣プログラムの実施があります。国内最大級のキャンプ大会である日本ジャンボリーにおいても海外からの参加隊を多数受け入れ、同じ志を持ったスカウトたちがともにキャンプ生活を行う、生きた国際交流を体験できる機会があります。
※開催時期や、人数の定めにより参加できないこともあります。
これまでに2 億5,000 万人以上の人々が人生の一時期をボーイスカウトとして過ごし、それぞれの社会の有能な一員として活躍しています。ボーイスカウト活動が今日も世界的規模で発展しており、実績が高く評価されているのは、活動の意義が広く世界に認められている証といえます。